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年を重ねると、転倒や寝たきりのリスクを少なくするため、タンパク質の摂取で筋肉量の低下が抑えられると言います。
しかし、65歳までは動物性のタンパク質のとりすぎは、ガン細胞の発育も促進する場合があり、度をこして食べ過ぎないように注意する必要があると言います。
肉を食べるなら、牛肉なら肩肉、もも肉、豚肉ではヒレ、もも肉、鶏肉ならササミがお勧めのようです。サーロイン、ロースなどを食べるときは脂の部分を食べないようにすれば、カロリーはグンと減らすことができます。
ハンバーグやギョーザを注文するときは、ひき肉に2~3割の脂身が入っていることを覚悟しなければなりません。赤身のひき肉を買ってきて自宅で調理すれば、余分なカロリーをとらずにすみます。
体の疲労はセロトニンの減少が原因で、疲れるから軽い食事になる場合がありますが、結果はますます疲労して悪循環です。
セロトニンの元となるトリプトファンが多く含まれているのは豚肉で(100グラムあたり280ミリグラム)牛肉(220ミリグラム)より多く、疲労回復を狙い元気になるのであれば豚肉を食べるのが一番効率的です。
豚肉は良質なタンパク質だけでなく、ビタミンB1が豊富で、牛肉の10倍とも言われています。
食事の量の中で、肉の割合は1割ぐらいが良く、週に3~4回、野菜などもたくさん食べ、バランスよく食べることが何よりも大切です。
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