第7期「九州文学」



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31件の内、新着の記事から10件ずつ表示します。


[34] 「九州文学」2018秋号・第43号

投稿者: カルミン 投稿日:2018年 9月 5日(水)23時32分15秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用

目次
巻頭エッセイ
AIの施術ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー小川龍二(1)
「詩」
隙間の花---------------------松野弘子(4)
ラスコー洞窟の壁画----------------金子秀俊(8)
誕生-----------------------吉永賀津子(12)
蒸された脳--------------------麻田春太(14)
悼辞-----------------------秋山喜文(16)
夏至-----------------------柴田康弘(18)
不老長寿で社会貢献ーーーーーーーーーーーーーーーー高森 保(20)
息をひそめてーーーーーーーーーーーーーーーーーーー坪井勝男(24)
すかし百合ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー林 恭子(26)
夏------------------------上野眞子(28)
「リレーエッセイ」
風雪八十年「九州文学」その愛と航跡(13)
松原一枝の作家人生ーーーーーーーーーーーーーーーー八重瀬けい(30)
「随想」
天窓舎”走馬灯”季録 青嵐の候記----------椎窓 猛(40)
忘れがたき故郷ーーーーーーーーーーーーーーーーーー波佐間義之(43)
「掌(短)編小説」
招かれざる神たちーーーーーーーーーーーーーーーーー岸川瑞恵(46)
ハッとホッとおじさんーーーーーーーーーーーーーーー波佐間義之(52)
「俳句」
濃霧ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー古賀昌代(58)
水澄むーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー津田富子(60)
宿世の風ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー中園 倫(62)
「小説」
出島甲比丹--------------------中野和久(65)
水の匂いーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーやまもとひろゆき  (99)
島の墓標ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー宮川行志(133)
柿の木ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー小松陽子(167)
初恋の贈り物ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー木澤 千(189)
春雷と曾孫ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー雲江征人(213)
無花果の花盛りーーーーーーーーーーーーーーーーーー林 由佳莉(227)
連鎖する殺人ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー野見山悠紀彦(243)
浅間順礼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー高瀬博文(266)
デジタル脳ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー木島丈雄(298)
「九州文芸季評」
夕焼けの空ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー松尾富行(319)
十月ーーー実り多い月であるようにーーーーーーーーー秋山喜文(326)
「例会のお知らせ」(64)
「第3回安川電機九州文学賞作品募集」(187)
「訃報」(188)
「同人名簿」(331)
「編集後記」(330)




[33] 漱石先生の「二百十日」

投稿者: カルミン 投稿日:2018年 9月 1日(土)22時19分38秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用

明治の末期、漱石先生は友人を誘って、阿蘇登山を計画します。
ふもとを出るころから雨模様にもかかわらず、軽いきもちで出発。
阿蘇山の煙りを目当てに、背丈ほどの草の中を歩くのですが、
道に迷ったうえに、穴に落ちてしまいます。
小説「二百十日」の舞台です。
㍻30年の9月1日、まさに二百十日の日。漱石先生の歩いたであろう形跡をたどるツアーに参加してきました。ガイドさんの話をききながら、雨のおまけまでついて臨場感たっぷり。雨合羽に傘をさして、濡れながら無事帰ってきました。
そして思うことは、120年経ってもなお健在な小説の力と漱石先生の偉大さ。
せめてその百分の一でも、人びとの記憶に残る作品がかけないものだろうか。途中に立ち寄った藤谷神社に願掛けてみたが、賽銭なしじゃ、ダメかな。(神の世界も金次第)嗚呼。








[32] 現車

投稿者: カルミン 投稿日:2018年 8月13日(月)19時49分5秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用

福島次郎著「現車」を読むと、次郎さんの生まれつき持った悲しみの深さを知る思いがする。
祖父鶴松の一人娘に産まれた民江(次郎さんの母)は博打の胴元として財をなし、そのお金をことごとく惚れた男に入れあげる。4人の子供を産むが父親がみな違う。(これだけでも尋常でない)。4人の兄弟姉妹はそれぞれ波乱万丈に生きる。母、民江はどの子も抱きしめて育てなかった。「おっかさんが自分の手で育ててくれたなら、ひょっとすると、人並み女に惚れることのできる男になれたっかもしれんて思う」と泰三(次郎さんを投影)に言わせる。存命中の福島さんと向き合うとき、ぎょろ目の奥に怖いような雰囲気を感じたのは
女性をすべて向こう側へ置いて、生涯、不審感を拭い去れなかったからではないだろうか。
母親の役割の重さに震える思いがする。



[31] 「創作の極意と掟」

投稿者: kitakitakita 投稿日:2018年 8月10日(金)21時45分30秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用

寂聴さんの「死に仕度」を読んでいたら、
執筆机のかたわらに筒井康隆著「創作の極意と掟」というのが置いてある、と書いてあった。
寂聴さんほどの作家でも、小説をより良く書くためには いまだに指南書のようなものを手元に置いておられるのかと驚いた。それでは、と当該の本を取り寄せて読んでみた。むー、なるほど…。小説に立ち向かうにあたり、必要肝心なことが書いてある。読んだから書けるものではないが必見の価値はありそう。
寂聴さんは、多忙でもあり、執筆に集中されるため指南のような本を読み直す余裕などないと思う。時々開いては、ああそうだった、と確認か、安心のために手元においてあるのではないだろうか。あるいは「お守り」としての役割か…。お蔭で知らなかった本を知り得て、もうかったのは拙者。



[30] 福島さんの作品

投稿者: カルミン 投稿日:2018年 8月 7日(火)20時57分54秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用

九州文学にもたくさん発表されているんですね。
機会があれば探して読んでみます。



[29] カルミンさんへ

投稿者: 九州文学同人会 投稿日:2018年 8月 7日(火)12時50分9秒 p1244184-ipngn201004fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

「九州文學」に発表された福島次郎さんの作品は以下の通りです(小説のみ)。

「月光教師」   昭和38年4月号(通巻217冊)
「花命荘始末記」 昭和47年10月号(通巻332冊)
「阿武隈の草と雲」昭和49年1月号(通巻347冊)
「火」      昭和49年8月号(通巻354冊)
「阿武隈の霜」  昭和50年3月号(通巻361冊)※
「続 々  」  昭和50年4月号(通巻362冊)※
「続 々  }  昭和50年5月号(通巻363冊)※
「白い水平線」  昭和51年9月号(通巻379冊)
「黒い時計」   昭和52年9月号(通巻391冊)
 ※第8回九州文学賞受賞作(昭和50年)



[28] 訂正

投稿者: 九州文学同人会 投稿日:2018年 8月 7日(火)11時35分45秒 p1244184-ipngn201004fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp  通報   返信・引用

福島次郎さんがお亡くなりになったのは平成18年でした。訂正させていただきます。



[27] 福島次郎さん

投稿者: みさき りゅうこ 投稿日:2018年 8月 6日(月)23時49分52秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

亡くなったのは㍻5年ではないはずです。正確には調べていませんが㍻15年ではなかったかな。
「剣と寒紅」は決して売名行為だけで書いたのではないと(直接聞いたわけではありませんが) 信じています。三島由紀夫研究者も知り得ない部分を、書き残しておく必然、物書きとしての義務みたいなものを感じておられたのではないでしょうか。
福島さんが学生時代、三島家に出入りしていて、三島由紀夫のお母さんに大変丁寧なおもてなしを受けていたこと、優美で気高い母君をどれだけ悲しませたか、それだけは許せない! と福島さんは悲痛な思いで三島に呼びかけています。
「これを書かずに死ねない」…そんな因縁な事象にであってしまった福島さんのやむにやまれぬ捨て身の取り組みだったように思いました。(勿論、出版社と担当編集者の強い後押しがあってのことでしょうけど)。
福島さんはご自身の余命を感じておられたのか、作品発表についての覚悟は決まっていたのでしょう。
だからあれほど人の心を揺さぶるのだと思います。






[26] 福島次郎さん

投稿者: 九州文学同人会 投稿日:2018年 8月 5日(日)14時39分47秒 p1244184-ipngn201004fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

福島次郎さんは熊本出身、「九州文学」と「詩と眞實」の同人だった。彼は「バスタオル」(「詩と眞實」平成8年2月号)が「文學界」に転載されて第115回の芥川賞候補となった。大学(東洋大)卒業後、一時は福島県の高校の教師になったが、この地で「少年」と恋に陥り、郷里熊本に帰ることになる。そうなんです、彼は同性愛者なのでした。「バスタオル」も高校教師と生徒の同性愛(ホモ)を描いた作品でした。

彼は熊本へ帰郷して「日本談義」に「現(うつつ)車」を発表して第3回熊日文学賞をもらっている。彼の作品は一様に同性愛(ホモ)の作品であるが、文章力もしっかりしているし、何よりも不潔感みたいなものはない。石原慎太郎が絶賛してほどである。
その後彼は「蝶のかたみ」を「文學界」に発表し、これも芥川賞候補になっている。これには作者の弟と思しき人物が女装して登場し、可愛過ぎるくらいに描かれている。兄弟そろって同性愛者だったのだろうか。

その後、三島由紀夫との同性愛関係を取り混ぜた「小説 三島由紀夫ー剣と寒紅」を「文學界」に発表した。書生として身近で体験した三島との交流を描いたものだが、内容が伴わず話題だけが先行し、ある方面からは売名だという指摘もあったようだ。
その頃から彼は何者かから追われの身となり、あちこちに雲隠れしていた時期がある。

「九州文學」には5期~6期に在籍。5期に連載した「阿武隈の霜」は第8回九州文学賞を受賞している(昭和50年)。
筆者は1回だけ本人と直接会ったことがあるが、反社会に生きる人かと見紛うほど強面のゴツイ顔つきの人だったと記憶している。根はやさしい方なんだろうけれども、深く話しする機会もなく、ただ握手して別れた。実はその頃が雲隠れ中の時期だったようである。

主な著書には芥川賞候補になった「バスタオル」を包含した「蝶のかたみ」「三島由紀夫ー剣と寒紅」がある。いずれも文藝春秋社刊。平成18年、76歳で没。
(福島次郎さんについて調べています。何か知り得ているものがあったらどんな小さなことでも結構ですので教えて下さい。)






[25] 「送り火」

投稿者: カルミン 投稿日:2018年 8月 4日(土)09時41分5秒 110-135-183-67.rev.home.ne.jp  通報   返信・引用   編集済

高橋弘希氏の芥川賞受賞作「送り火」読みました。宗教的なものではなく、ものすごーく辛辣な物語でした。
夏祭りに材を得て、中学生の陰湿ないじめをモチーフに 人間の善悪、表裏一体を描いています。
掃除の時間に流れるアイネ・クライネ。「これを聞くとせせこましくなる」という表現にふっと笑いました。(確かに)。
高橋氏の渾身の作ということらしいです。160枚、読むのに2時間。ふー。


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